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「令和2年度 秋田県清酒品評会 秋田県産米の部/吟醸酒の部」において、ダブル秋田県知事賞受賞の快挙!!さらに秋田県産米の部では、首席(第1位)として同社杜氏が「秋田県総合食品研究センター醸造試験場長賞」を受賞!

 この度、大納川は「令和2年度 秋田県清酒品評会 秋田県産米の部/吟醸酒の部」において秋田県知事賞をWにて受賞するという快挙を達成致しました。
 併せて、秋田県産米の部では秋田県知事賞の中で首席(第1位)の杜氏に贈られる「秋田県総合食品研究センター醸造試験場長賞」を弊社杜氏の佐藤好直(さとう よしなお)が受賞し、10月20日(火)にホテルメトロポリタン秋田にて表彰されました。
 
 秋田県酒造組合の主催で行われる秋田県清酒品評会は秋田県内の清酒製造場において前年の冬に醸造され、半年程度の貯蔵により熟成された清酒が出品されています。

 新生大納川として、初めての酒造りとなったR1BYの酒が、このような名誉ある賞を頂戴する事となり、蔵人一同驚きを隠せませんが、普段お世話になっている得意先の皆様、大納川ファンの皆様、そして、地元大森町の皆様に少しでも恩返しが出来たかなと、どこかでホッとしている部分もございます。今後も酒どころ秋田の名に恥じることの無いように、これからも秋田の酒を県内・県外・海外にアピールしていきたいと思います。
 
  R2BYも昨日より仕込みが始まっております。大納川ファンの皆様の期待を裏切ることの無いように、今年もさらに心を酔わす酒を蔵人一丸となり醸して参りたいと思っております。
 
 今後の大納川の酒造りにもどうぞご期待くださいませ。
 
 
【杜氏 佐藤 好直(山内杜氏)紹介と受賞感謝のコメント】

 (1995年(株)大納川の前身である備前酒造本店に入社。2016年より杜氏として従事。令和元酒造年度全国新酒鑑評会では10年ぶりとなる入賞を果たす。チラーとサーマルタンクの導入を社長に懇願する49歳。)
 
 秋田県産米の部、吟醸酒の部で秋田県知事賞を頂き身に余る光栄です。全国の鑑評会や東北の鑑評会と同じく(もしくはそれ以上)、秋田県知事賞を受賞するのは大変難しい事ですので、ダブルで受賞できたことに本当に驚いております。又、秋田県産米の部では首席という事で、さらに驚いております。
 我々、大納川の蔵は5人しか蔵人がいない小さい酒蔵ですが、全国各地から暖かい応援を頂き本当に嬉しいです。
今季の酒造りが10月19日より始まりましたので蔵人にとってもこの受賞が酒造りに向けて励みになります。
生き生きとした少数精鋭の5人の酒造りに今後もご期待くださいませ。
 

【副社長 稲上 憲二 紹介と受賞感謝のコメント】

 (酒造会社勤務として16年の経験を持つ。2019年4月より(株)大納川の副社長兼営業本部長就任。全国にイナガミストのファンが多い中、私生活では二人の孫を持つおじいちゃん。冬は仕込み(今期から麹室担当)、夏は営業のダブルジョブ。座右の銘は「無言実行」。今期もいつの間にか予算を達成しているであろう52歳。)
 
 その時、私は丸井今井札幌店でプロモーション中、、、ふと、携帯を見ると蔵からの連絡。
秋田県清酒品評会 秋田県産米の部・吟醸酒の部ともにW受賞の文字に、売場前ではありましたが、嬉しさのあまり小さくガッツポーズを2回してしまうほど!そしてそして、よく見ると秋田県産米の部は『首席』・・・
新生大納川として挑んだ造り。本当にみんなで苦労しながら取り組んだ造り。8kg痩せるほど(今は戻ってしまったが)走りに走った麹室までの階段、、、。670kgの洗米を一人で甑に移した早朝の作業、、、。
思い起こせばいろいろな事がありましたが、全てが報われた瞬間でした。
そして、この先もひたすら挑み続け、応援してくれるみんなを笑顔にできるお酒を届けたいと強く思います。
最後に、秋田県醸造試験場の佐藤先生をはじめ、様々な支援をしていただいた全ての皆様に感謝致します。
本当にありがとうございます。そして、ファンの皆さんからの「頑張って!」の一言が私の一番の原動力です。
これからも応援 宜しくお願い致します。