

株式会社 大納川
取締役社長 稲上 憲二
「萌芽」の想いを引き継ぐ『芽吹』が誕生!
昨年、天の戸 故森谷杜氏への想いや酒造りの技術を継承して行かなければとの思いで
当時愛弟子だった鈴木圭(現 副杜氏)が中心となり醸したのが『萌芽』です。
その想いを引継ぎ、更に進化させ誕生したのが『芽吹』です。
今年も、a.baseさんが大切に育てた秋田県産品種「吟の精」と「秋田酒こまち」を使用し醸しました。
それぞれの想いと共にご愛飲頂ければ嬉しい限りです。

副杜氏 鈴木 圭
この純米大吟醸酒「芽吹」は故、森谷康市杜氏より教えていただいた技や酒造りへの思い、そして森谷杜氏への思いを山内杜氏となり初めて自分で表現し醸したお酒です。
使用酵母はAK-1。原料米は(株)a.base様で育てていただいた契約栽培米を使用しております。単に森谷流で醸したわけではなく、大納川の蔵としての酒造りを踏襲しながら、自分の中で抱いてきた思いと、森谷杜氏への思いを形にしてみました。
このお酒を造ることで、森谷杜氏からいただいた縁と新たな縁とが繋がり、教えていただいた酒造りの技も若い蔵人に伝え繋ぐ機会となりました。
それはまさに大納川として新たな芽生えであり、始まりです。その芽生えた縁がさらに伸び繋がり広がって欲しいという願いを込めて「芽吹」と名付けました。
芽生えた芽が成長していくように、このお酒が末永く皆様にご愛飲いただけますよう、これからも日々の酒造りに精進してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。